20年9月に

平成10年6月のことである、大蔵省(現財務省)銀行局や証券局等が所掌する事務のうち、民間金融機関(民間資本によって運営される銀行等)等の検査・監督に係る部分のセクションを分離・分割して、総理府(現内閣府)の内部部局ではなく外局(府省のもとに置かれ、特殊な事務、独立性の強い事務を行うための機関)としてこれまでになかった金融監督庁をつくったわけです。
簡単にわかる解説。外貨両替はどんな仕組み?例えば海外へ旅行にいくとき、その他外貨を手元に置かなければならない企業や人が活用されている。近頃は日本円に不安を感じているのか、外貨を現金で保有する場合も増えている。ポイント⇒為替手数料はFX会社と銀行で大きく異なる。
覚えておこう、ロイズっていうのは、イギリスの全世界的に名の知られた保険市場を指すと同時に法律の定めにより法人と定義された、ブローカー(保険契約仲介業者)およびそのシンジケートが会員の保険組合そのものを指す場合もある。
いわゆるデリバティブについて。伝統的なこれまでの金融取引だったり実物商品・債権取引の相場変動が原因のリスクをかいくぐるために販売された金融商品全体のことであって、とくに金融派生商品とも言います。
実は日本の金融市場の競争力を高める為に行われる規制緩和のほか、金融制度の更なる質的向上が目標の取組や試み等をすすめる等、市場そして規制環境の整備が着実に進められているわけです。
【解説】金融機関の格付け(能力評価)って何?信用格付機関(ムーディーズなどが有名)が金融機関など含む国債社債などの発行元についての、債務の処理能力などを主観的に評価するのです。
覚えておこう、保険とは、突如発生する事故が原因の主に金銭的な損失を最小限にするために、よく似た状態の多数の者が一定の保険料を掛け金として納め、集めた資金によって予想外の事故が発生した際に規定の保険金を給付する制度である。
いわゆるスウィーブサービスはどんな仕組み?銀行の普通預金口座と(同一金融機関・グループの)証券の取引口座の間で、株式等の取引で発生するお金が両口座で自動的に振替えられる画期的なサービスである。同一金融グループによる優良顧客を囲い込むための戦略である。
説明:「失われた10年」というキーワードは、その国の経済やどこかの地域の経済が10年くらい以上の長きに及ぶ不況、さらには停滞に直撃されていた10年を語るときに使う語である。
平成10年6月に、大蔵省の金融部局である銀行局や証券局等の所掌する業務のうち、民間金融機関等の検査・監督事務のセクションを切り離して、総理府(省庁再編後に内閣府)の内部部局ではなく強力な外局として金融監督庁(のちの金融庁)が設置されたということ。
すべての証券会社が設立者である日本証券業協会ってどんなところ?⇒証券会社等の有価証券に関する売買の際の取引を厳正、さらには円滑にし、金融商品取引業界全体の堅実な振興を図り、出資者を守ることを目的としているのです。
今後も、わが国内のほとんどの銀行は、早くから国際的な規制等の強化も視野に入れて、経営の改善、合併・統合等を含む組織再編成などまでも精力的に取り組んでいます。
福田首相が総理を降りた直後の平成20年9月に、アメリカの大手投資銀行であるリーマン・ブラザーズが破綻(倒産)したというニュースが世界中を駆け巡った。この経営破たんが全世界を巻き込んだ金融危機の原因となったので「リーマン・ショック」と名づけたのが理由。
つまりバブル経済(日本では昭和61年からが有名)ってどういうこと?市場価格の動きが大きい資産(例えば不動産や株式など)が取引される金額が過剰な投機により実体の経済成長を超過してもなお高騰し続け、とうとう投機によって持ちこたえることができなくなるまでの状態を指す。
格付けによるランク付けを活用する理由(魅力)は、難しい財務に関する資料の理解が不可能であっても格付けによって、その金融機関の経営状態が判別できる点にあって、ランキング表で2つ以上の金融機関を比較することも可能ということ。